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この作品は帆ノ風ヒロさんが書いている小説です。ちなみに三百文字の超掌編。小説家になろうなどで連載されています。
この作品、読む前に思うことがありました。それは「三百文字でどうやって物語を作るのか」ということです。正直、「何を伝えたかったのだろう?」思っていもうんじゃないかと。しかし、実際に読んでみてそんなことはありませんでした。主人公が何をどう思っていたのかを、容易に読み取れたと思います。
私はこの作品、失恋のような人間会計の話なのかなと感じました。
この悲しげな主題に「雨」がうまくかみ合っていたと思います。実際にふっている雨と、主人公の中にふっている雨。その二つを「重なり」という言葉を使って、意味の重みを強調していました。これ、純粋にうまいと思います。
要するに(要せてないかも)、短い文章の中で様々な比喩表現がうまく使われていたと思います。
気になった方は、リンクから飛んでみてください。