読みに行く企画「【短編】れもん

2018年11月29日

この作品は、五月雨安吾さんが書いたものです。カクヨムで公開されています

今回が感想書き初挑戦。多くの作品に触れていきたいです。


つたない文ですが、感想書かせていただきます。


檸檬、私も読んだことがあります。他の作品よりも、主人公の意思がきれいに描写できていた作品でした。

五月雨さんの「れもん」も同じように感じました。また、色々なところから近代文学好きというのを感じ取れます。そこも作品に反映されていたかな? と思います。

じゃあ本文について。

「その頬が紅いのは、体の火照りか、夕暮れの色か。」 この文、子供の状態と時制を同時に読者に向かって伝えていました。この一文で書き方のセンスを感じられました。

本好きの姉、独特な言い回しの妹。この二人が織りなす檸檬の話、私も参加したい(笑)。しかし、この二人の小説だからこそ、私には言い表せない雰囲気を醸し出していると思います。檸檬もこんな感じでした。読み終わるまで、自分がキャラに触れきれないまま読み終わってしまう。そのあとの心地よさも……。

これ以上中を解説したらネタバレが激しすぎますね。

個人的に、掌編というのは「短い文章でいかにして印象を残すか」が重要になると思っています。私自身の参考にもなる作品でした。

つたない文章で申し訳ありません。感想書きもここからレベルアップしていきたいと思います。そのきっかけとなる作品を読めました。応援しています。

© 2018 奈倉 蔡 このページはカラフルに彩られています。
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう